しまふくろうのつぶやき

火曜日, 5月 16, 2006

里山の今、箕面・下止々呂美~余野川ダム予定地 2006.05.14

5/14に、受講中の自然観察インストラクター養成講座(ネイチャー大阪主催)で、箕面・下止々呂美~余野川ダム予定地を歩いた。この辺りは、大阪府下でも代表的な里山が広がっていたところであるが、近年、余野川ダムの建設予定地に挙がっていたり、第二名神高速道路が通る予定があるなどで、自然が壊され、開発が進んでいる地域である。今回初めて訪れたが、開発工事が進む一方で、まだまだ素晴らしい自然が残っている中、春の里山を楽しむことができた。

里山が残る下止々呂美付近では、落ち葉の間から木々の芽が顔を覗かせていた。芽吹きの季節はここにもしっかりと訪れている。

マムシグサ。マムシが鎌首をもたげている様子にそっくりな葉をつける。秋には、オレンジ色の鮮やかな実をたわわにつける里山の野草である。

ムラサキケマン。春を代表する草花の一つ。ムラサキ色の花が可憐である。

コバノミツバツツジも満開。春の里山を彩る代表的な花。

地面の上には鹿の足跡が残っていた。昨日の雨で土が柔らかくなっていたため、はっきりと残ったのだろう。

実がなっていると思っていたら、枝に出来たムシコブだそうな。中には小さな虫がいるらしい。

山繭。中の住人は既に引越しした後だった。羽化してどんな姿になったのだろう。春の里山は虫も起き出して活発に活動している。

余野川流域を歩いていると、このような工事現場があちらこちらにあり、山が大きく切り開かれている。余野川ダムの建設は反対もあって滞っているようであるが、第二名神の建設予定もあり、それに伴っての宅地造成工事を行っている。この付近はオオタカの生息地に隣接しており、金属音などを出さないように注意を呼びかける看板も立っていた。それには工事を止めるのが最良なのでは。なんとも矛盾した話しである。

小さな人形を二つ並べたような可憐な花、カキドオシ。これも春を代表する里山の草花の一つで、道端の群落は目を楽しませてくれる。

つぶやき・・・・
身近な里山が切り開かれ、自然が破壊されていく姿を目にすると残念でいたたまれない思いになる。土地の所有者にしてみれば、開発されることでお金が入り潤うわけであるが、自然を破壊することがどういうことか考えて欲しい・・・・と思った一日であった。来年、もう一度ここを訪れた時は、どのように変わっているだろうか・・・・・。
ホーホー